第1回IMI数理DSカフェ(COI共催)(7/10)

今回、数理及びデータサイエンス研究に関心のある学生及び研究者が分野を問わず幅広く交流できる場を設けることを目的として、「IMI数理DSカフェ」を企画いたしました。身分や分野などの隔たりを超えて、広く皆様にご参加いただければ幸いです。また、教員の皆様にはお近くの学生さんなどに本企画をご紹介いただけるとありがたいです。以下第一回のご案内になります。

第1回IMI数理DSカフェ(COI共催)を下記の要領で開催いたします。
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日時: 7月10日(火) 16:00 – 18:00
場所: オーディトリアム(伊都キャンパス ウエスト1号館D棟4階 D-413 号室)
内容: 以下の「講演」と「交流会」の2つ組

16:00-17:00 — 講演
講演者 : 櫻井 大督 氏 Zuse Institute Berlin
講演題目: 微分トポロジーに基づくデータの可視化

アブストラクト:
実数値や実数ベクトル値の空間分布はありふれたデータであるが,それを人間が把握することにも,読み取った情報を定量化することにも,困難が付きまとう.
解析支援のためにデータを可視化する研究が計算機科学分野で進む中で,データに含まれる特徴的な部分を発見する手段として,データを空間からデータ値への写像と捉え,微分トポロジーの観点から解析するアプローチが発達した.本講演では,まず実数値の空間分布を微分トポロジーに基づいて解析するコンタツリーの研究を簡単に紹介し,次に講演者がそれを2次元ベクトルの3次元空間分布へ拡張・応用したReeb 空間の可視化研究を紹介する.まずは数学者の特異ファイバー研究を支援したが,このときの成果は後に汎用データ解析のために逆像の連結成分を選別する手法へも活かすことになった.

17:00-18:00 — 各々の教育や研究に関する交流会
ポスターや資料の持ち込みを歓迎
場所 — オーディトリアム前の広場
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<IMI数理DSカフェについて>
本企画は数理及びデータサイエンス研究に関心のある学生及び研究者が分野を問わず幅広く交流できる場を設けることを目的としています。是非どなたでもお気軽にご参加ください。

講演者の方には他分野の方でも楽しめるような講演をお願いしてあります。

講演後の交流会では茶菓を取りながら参加者同士自由に交流や議論などを深めていただければと思います。研究交流促進のためにご自身の教育や研究などに関するポスターや資料の持ち込みを歓迎いたします。ポスター掲示用のボードを準備してあります。特に学生の皆様のポスターや資料を大大歓迎です。

参加予定の教員の皆様におかれましては交流会での茶菓のカンパや持ち込み大歓迎です。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。交流会後、有志で懇親会を行う予定です。
参加者は交流会中に募ります(学割あり)。


当企画に関しての問い合わせは下記までお願い致します。

〒819-0395 福岡市西区元岡744
ウエスト1号館 E棟 W1-E-806
IMI・数理・データサイエンス教育研究センター
092-802-4353
加葉田 雄太朗 kabata@imi.kyushu-u.ac.jp